公開日:2020.10.20

更新日2024.08.29

チーム・組織づくり

マネジメント

先週言っていたことと違う!?

私からは、「評価制度」に関連した内容をお送りしています。

また変わるんですか!?

さて、先日、管理職の方からこんなご相談をいただきました。

  • また変わるんですか?
  • 先週と言っていることが違うじゃないですか!

と、部下から言われてショックを受けたとのこと。

この管理職の方は、コロナウィルスの影響で落ち込んだ売上をなんとか挽回しようと、新しい取り組みにチャレンジしていました。

同時に、負担を減らそうと効率的な方法を考え、業務量の調整をした上で、部下に伝えていました。にもかかわらず、上記のような不平・不満が出てきたのです。

この管理職の方の頑張りを知っているだけに、私は何とも言えない残念な気持ちになりました。

どうやら部下は新しい挑戦や変化に対して、後ろ向きのようですね。どうしましょうか…一緒に解決策を考えていた時、ふと、思い出したのは、私たちのこと。

手前みそですが…少しでも参考になればと思い、私たちの取組みをご紹介します。

「変化に前向き」を文化にするには

私たちのチームはみんな「変化に対して前向き」です。振り返ると、2つの要因が思い当たりました。

1つは、トップが公言していたこと。

「朝令暮改でも、まだ遅い」

「PDCAサイクルをハイスピード化していく」

と、今の時期に私たちがとるべき姿勢を明示してくれていました。

もう一つが「バリュー」

私たちが大切にするバリュー(価値観・あり方)がまとめられた「バリューブック」には、こんなことが書かれています。

「新しいことへの挑戦のプロセスにおいては最初に計画した通りにはほとんどいかない、ということを認識し、制約条件/ハードルは全て解除の対象と捉え、それを解除するためには、計画段階の手段にはこだわらない」

「失敗が生み出す発見こそが成功への鍵となることを認識し、失敗を恐れない」

こういった「バリュー」が全社員の共通の価値観になっているからこそ、変化に対して、前向きでいられるのだと思います。

ちなみに「バリュー」が共通の価値観になるようにどんなことを実施しているか、ざっくり申し上げますと…

採用選考段階で必ず、バリューブックを読んでもらい、共感してくれた人だけに入社してもらいます。入社後はバリューに基づいて育成し、バリューの発揮度合いを評価する。

その他にも、バリュー研修やテスト等に取り組んでいます。「バリュー」を持っているだけでは、共通の価値観にはなりません。

それぞれの会社にあったやり方で「バリュー」を浸透させ、活用していくことが、大切ですね。

新型コロナウィルスの影響もあり、今まで以上に変化に対する適応力が求められています。皆さんは、変化に適応できる組織を作るために、どのような工夫をなさっていますか?

本日の内容が少しでもお役に立てば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

吉村でした。

PS

皆さんは「新しい生活様式」に慣れてきましたか?私は適応できておらず、体重が増えてきました…

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