管理職・経営人材
最近「金持ちの出すゴミは、なぜ少ないのか!?」という記事を読みました。
(ごみ清掃員としても働く芸人、マシンガンズの滝沢秀一さんの連載記事です)
記事はこちらから読めます
ごみが少ない理由には「外食が多い」「お手伝いさんを雇っている」という要因もあるかとは思いますが、
ここでは「富裕層の方は仕事の全体像を意識している」という観点から、自分の読み取ったことを書いていきます。
富裕層の方のごみは少ないだけでなく、尖ったものや割れものなどを出す時、「キケン」と書いて別の袋に入れたり、串のごみを縛って牛乳パックの中へ入れたりと、ごみ清掃員への気遣いがある、と記事にあったんです。
これを見て私は「うーん」と唸ってしまいました。
焼き鳥串のごみを袋に放ってしまうことがあったからです。
圧倒的に想像力が足りていない。
自分が串をそのままごみ袋に放ってしまうと、ごみ清掃員の方が怪我をする可能性があります。(破傷風になってしまうこともあるそうです…!)
ごみを処理する仕事において、これは確実にマイナスです。
ものすごく自分が恥ずかしくなりました。
なぜごみ清掃員のことまで考えられるのか
反省して、串を縛って硬めの紙箱に入れるように行動変容はしましたが、
「なぜ、富裕層の方はごみ清掃員のことまで考えられるのだろう?」
という疑問がわきました。
おそらく富裕層の方は、ビジネスや投資において成功した経験を持っている人が多いのではないか、と思うのです。
ビジネスで得た経験により「仕事の全体像を把握し、最適行動をする」というのが自然と染み付いているからこそ、常に作業をしてくれる人のことを考え、自分が行動を変える、ということができるのではないでしょうか。
ゴミも回収してくれる人がいないと、社会が回っていきませんもんね。
串を縛って紙箱に入れるのは少しの手間ですが、この行動が回り回って、どこかで人の役に立っている。
そういった行動を自然に選べる、というのが本当の優しさ、品性なのかなと感じました。
自分は富裕層でもなんでもないのですが、
「仕事の全体像を把握する」
「作業にかかわる全ての人のことを考慮する」
というのは、すぐに真似できるので、日々取り組んでいきたいと思います。
あまりうまくまとめられないのですが、もしかすると、こういった考え方の根底には「この世界をより良くしたい」みたいな想いがあるのかな、、、とも思うんです。
ごみ処理がうまくいく=環境問題にも貢献できる、など、
さらに大きな目線での強い想いが根っこにあり、それを常に体現しているから、自然と行動も変わる、そんな流れがあるような(あったらいいな)と思います。
以上、神山でした。
PS
自分が何気なくしている行動について、想像力をはたらかせるのはとても難しいと感じています。
Think outside the “awareness.”を心がけていきます。
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※1〜※4 マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:(※1,※2)2022年4月期 (※3)2022年6月期 (※4)2022年7月期_ブランド名のイメージ調査