公開日:2020.11.26

更新日2024.08.29

チーム・組織づくり

マネジメント

トップランナーの選び方

本記事は、「一人でも多くの人、一社でも多くの会社の役に立ちたい」という思いから、「7つの習慣(R)」研修の講師たちがお送りしようと決めたものです。

ぜひ、お読み頂き、あなたの会社の成長発展にお役立ちできたら幸いです。

こんにちは、FCEトレーニング・カンパニー「7つの習慣(R)」研修講師の松村です。

前回の記事「4つの手順」が大変好評だったようです。

さて、そんな中でまたまたご質問を頂戴しましたので、紹介しようと思います。

(質問)
確かに組織変革の手順として組織の下の2割から手をつけようとするのではなく、組織の上の2割の「変革のトップランナー」を作るところから始める。

これは「なるほどなー」と思いました。

ところでどんな人を「変革のトップランナー」にすればいいですか?また、トップランナーってどんな人がなり得るのでしょうか?教えてください。

 

こんなご質問を頂きました。それでは、早速回答して参りましょう。

 

 

トップランナーの選定基準

実はこの「トップランナーの選び方」についてのご質問はすごく鋭いな、と思っています。

なぜなら、実は多くの方がトップランナーの選定を誤ってしまい、前回お伝えした「組織変革の4つの手順」のSTEP2「仲間を増やす」に進めなかったりするんですよね。

では、どんな基準でトップランナーを選ぶと失敗するのかというと、、、

「ただ単に自分との人間関係が良い人」
「ただ単に仲が良いという人」
「自分のことを慕ってくれている人」

という、こういう基準だけでトップランナーを選んでしまうと、実はトップランナー選定に失敗してしまいます。

つまり、イコール組織変革に失敗します。

では、どんな選定基準でトップランナー、つまり組織変革の火種(あなた)と共に組織を変えていく仲間を選ぶべきなのかというとこのような基準です。

【トップランナーの選定基準】

マインド

1、問題意識の健全さ
→私利私欲ではなく全体を見ているか?

2、自立心の高さ
→指示待ちでなく自ら動けるか?

3、成長意欲・改善意欲の高さ
→現状に満足せず、
さらなる高みを目指そうとしているか?

4、方針への共感度
→組織の目指す方向・あなたの
やりかたに共感しているか?

【スキル】
5、行動力はあるか?
→できる、できないではなく、やろうとしているか?

仲が良い悪いは関係ないんですね。時には、自分と考え方が違っていても良し。

会社の理念に沿った仕事をしようとしている人や、もしくは理念と「7つの習慣(R)」の紐付けができているのであれば、紐づいた上で「7つの習慣(R)」を浸透させようとしている人。

そして、あなたが掲げるビジョンや方向性に共感している人をトップランナーとして選ぶべきなんですね。

なので、ビジョンを実現するために多少ぶつかることなどはあっても、向かっている先は一緒だ、と、こういう人であればすごく頼れるトップランナーになると思います。

でも、、、そうでない人、要はただ単にあなたと仲が良いだけみたいな人をトップランナーにするとなかなかうまくいきません。

なので、やっぱり大事なのは会社のビジョン、部門のビジョン、「7つの習慣(R)」の浸透といったような大義に対して、それを強くやろうと思って行動してくれるような人をトップランナーにし、組織変革の「仲間を増やす」必要があるんです。

トップランナーの選定基準では、この点を外さないように気をつけてください。

今日の記事は以上です。

これからも「人材育成」「組織づくり」についてたくさん情報発信していきます。

次回もぜひお楽しみに!

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