公開日:2021.04.15

更新日2024.08.29

チーム・組織づくり

チームで成果を出すために

こんにちは!北海道出身FCEトレーニング・カンパニーの成田です。

今回は私自身が体験した出来事で気付きと合わせ、改善すべきだと感じたことを書かせていただきます。

少しでも皆さまや部下の方の参考になれば幸いです。

当たり前のようにやっていること、他の人からみれば、気づきになる

私は現在、インサイドセールスとして活動をしています。

FCEトレーニング・カンパニーでは新たに私たちのことを知っていただくために無料セミナーを実施しています。(このメールにももしかしたらその案内がついているかもしれませんが(笑))

今回はセミナー前にする電話「リマインドコール」についてです。

リマインドコールでやっていることは大きく2つのポイントがあります。

  1. セミナーの出席確認
  2. セミナーへの期待事項確認

とくに2つ目のポイントは、私がインサイドセールスで活動するようになってから強化をしてきました。

オンラインでセミナーを実施するようになってから多くの企業様にご参加いただいています。

セミナーに参加される皆さまの、期待事項はさまざま。

事前に「期待事項」をお伺いすることで、セミナー講師へ伝える事でき、多いお声に内容を寄せていく事も出来ます。

このリマインドコールで期待事項のすり合わせをすることは私たちにとっても、参加者にとってもより有意義な時間にするために大切だと思って活動しているのです。

誰もが使えるノウハウとして「標準化」できている?

FCEトレーニング・カンパニーではいくつかのセミナーを実施しておりますので、私以外にも「リマインドコール」を実施するメンバーがいます。

ある日、そのメンバーに、セミナー前にお客様と「話が出来ているか?」「出来ているとしたらどれぐらい出来ているか?」と質問を受けたのです。

一番最初の会話はこんな感じでした。

​​​​​​=============
私:
「特に特別な事はやっていないです」
「〇〇をして、△△は注意しています」

Aさん:
「ありがとうございます」
「私も〇〇をして、△△は注意しています。一緒ですかね」

私:
「そうですね」

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ただリマインドコールの結果は少し違っていたのです。

Aさんは、結果として、あまりお客様の​​​​​期待事項をお聞きすることができていませんでした。

その後に、インサイドセールスではない別の方からも同じことを聞かれ…

=============

Bさん:
「成田君は〇〇をやっているって言ってたけど、どんな感じでやっているの?」

成田:
「そうですね。特に▢▢は意識していますね」

Bさん:
「それノウハウなんじゃないの」

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その時、私はハッとしたのです。

この3ヶ月間、リマインドコールをやっていく中で、「どのようにしたら効果的にできるか」「多くの方と話す機会を作れるか」考えながら活動していました。

やっていることを大きく捉えれば変わっていません。ですが、

声のトーンや伝える言葉、メールを送る際の一文、私自身、どのように反応するか…などなど改めて紐解いてみると明確に言語化できていなかっただけで、実は多くの「小さな改善」をしていました。

今回は他の方から聞かれたことで改めて考える機会があり、気づくことができたのです。

一方で、反省をしました。

というのも、今のままでは、せっかくの活動も「ブラックボックス化」していて、属人的な活動に終始してしまっている、とわかったからなんです。

どの方が担当しても同じ水準で出来るようにはなっていません。

今はインサイドセールスの活動をしている人員は多くありませんが、今後増えていったとき、今のままではいけないと、思ったのです。

その時に自分の中だけでやっていることや気づいていないことが多くある状態では、誰もが使えるノウハウとして「標準化」はできません。

もしも、Aさんとの会話の時点で、自分自身の創意工夫やノウハウを言語化できていれば…もっと早く、チームでの成果に
つながったかもしれない、と思うと悔しくなりました。

まだこれからですが、トークの内容や目的だけでなく、特に意識していること伝える際の注意点、相手にどのようになって欲しいのか、などなど、整理していこうと決意をしました。

標準化のためにも、自分で自分に質問する

ただまとめるだけでは弱いので、自分の中に「マネージャー役」そして「メンバー役」をおいて、今回、他の方からやってもらった「問いかけ」を自分で自分に行っていこうと思います。

自分自身が当たり前にやっていることを、自分自身で言語化して共有する。このことがチームで成果を出す上でのポイントだと改めて感じた出来事でした。

どんな仕事でもいえることですが、どの方が担当しても同じ水準で仕事の成果がでるようにしておくことが、チームの成果に
つながるのではないでしょうか?

皆さまや皆さまの部下の方に少しでも参考になれば幸いです!

以上、成田でした。

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